夕刻6時45分・・玄関を開けると、 美しい三日月が、私を迎えに来ていた。 私は、洋子を迎えに行くのだ。 月を見ながら歩くと、 足取りが軽くなり、 ヘアピン坂も悠々と歩いた。 武甲山の真上に、 一番星が輝いていた。 もうすぐ洋子に逢える。 三日月と一…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。