最初は私の絵を「良い趣味・息抜き・気分転換」と思っていた孝男さんだが、
個展ご高覧を重ねてから「香本さんのように、無から一人で生み出して人を感動させられる職業は、そうそう無い。」そう言って理解してくれた義兄・落合孝男さん。
2009年に亡くなって15回目の命日・・もうそんなに経つのかとあらためて思う。
営業部長までバリバリこなしていた人が、なれない部署に配置転換させられ、
苦労の挙句、定年間際、娘二人息子一人それぞれの結婚式に向けての矢先に・・本当に日本の会社管理社会に腹が立つ。
ふざけんなと辞めればしなずに済んだかもしれないそんな思いを今も持つ。
とにかく安らかにと願うばかりだ。