日本には春夏秋冬(四季)ともう一つ・・梅雨で‥五季があると思う。
蒸し暑くうっとおしいのが、7月前半までの梅雨の印象だが、
ムラサキやブルー、ホワイトなどの紫陽花が、
雨に濡れ、火垂るが舞う情景は、
この時期ならではの美しさ、心地よさだ。
左側の横顔には、樹木や道が散りばめられている。
愚かなメガソーラー建設で大規模伐採などしなければ、
雨水は森を潤し、命の水となる。
顏としては、人間に見える。
右側の横顔には、水たまりや水の流れが感じられる。
顏としては、人ではなく動物のようだ。
この二枚の絵は、紫陽花の色香の印象、梅雨の印象を、
水ににじませて表現しようとして進めたものだが、
意図せずに 横顔になっていた。
このように組み絵として表現することによって、
森と川それぞれで、梅雨が持つ一面(横顔)を、
紫陽花の色合いで協調できた気がする。
【梅雨の横顔 森と川】
Profile of the rainy season (forest and river).
紙に交響水彩 四つ切りサイズ(組合わせ)