「こういう絵を描いてほしかったんだよなあ。
他に見たことねえ。
香本の絵には額はいらないんじゃないか?空が広がっているよ。」
秩父の恩師、スケールの大きい棟梁の言葉・・ありがたかった。
今もずっと見られている気がします。
郷里・岡山県の個展には、周囲の反対(お身体の不安から)を押し切って
秩父から駆けつけてくれた。
義兄ととし子さんが同行サポートしていただいた。
「香本さんが来てくれたよ」とし子さんが仏壇に呼びかける。
写真が微笑んでいるように見えた。
手作りの団子と漬物・・私のために持たせてくれた。
感謝。心から感謝。
82歳のとし子さん、いつまでも、いつまでも元気でいてください。
アテフさんと(東林寺コンサート 10月11日撮影)