老柵木の三表情

年季が入り、きっと長くここに立っていただろう、

年老いた柵木が三本。

それぞれ興味深い表情で、私を迎える。

私は【彼ら】に問いかける・・

三人（本）寄れば文殊の知恵・・

識者やお偉いさん何百人が寄ってたかっても、空っぽらしいのですが。

なにか、現代の解決策は無いのだろうかと。

われらの表情から読み取りなさいという答え。

難しい・・ただ少なくともこのことは確かだ。

あくびもヤジも居眠りもなく、地球に悪いことを決めたりはせずに

存在しているということだ。