【目立とうと】ではなく、自らに【素直】を目指す。


ムラサキケマン・・
そういう名前なんだと先日初めて知った。
丹念に染められた着物のように
ゆっくりとゆっくりと染めのにじみを感じさせてくれ
心がおちつく。

世界をあっと言わせるファッションデザイナーK.Jさん、
凄いなあと単純に感心する。
彼女は【いつも対局を意識して作る】と語っていた。
白に黒・・グラデーションではなく
驚かせるほどじゃないと世界には勝てないと・・

私は染めやにじみ、ぼかし、透過・・グラデーションに
美を感じる。自然界はそうなっているからだ。
他でやってないことをやって驚かす・・
それも才能で世界的に評価されて良いなと
ちょっとは(つまり生活が経済的に楽になるんだろうなという意味)
うらやましいが(苦笑)。
私はなぜ絵を描いているんだろうか?一時は筆を折ったのに
やはり 感動したものを描かないといられないから
苦しくなるから・・そこには自分しかない。
周囲を驚かせようとか など全くないのだ。
だから勝てないかもしれないが・・
自分が負けたくないのは、周りではなく自分なのだ。

注:これはファッションデザイナーK.Jさんを
批判するものではもちろんありません。
私は違うというだけです。


[昨日の断片]180512