ノスリと水仙、一本と一羽と一株


裏の傾斜地の
一本の木に
一羽のノスリが留まった。
なぜか一株だけ、
水仙がそこに咲いていた。
樹と鳥が影絵のようで

土手がコンクリートの無彩色・無機質な中で
水仙の目を洗うような黄が
とても印象的だった。
物語ができそうなひと時に和む。



[昨日の断片]180315