寒風の荒川に輝く


襟裳の春は何もない春 という歌があるが
秩父自宅近くの【荒川の冬は何もない冬】ではない。
コバザクラ(小葉桜)が空を仰ぎ、
ススキが胸を張って輝いている。

白鷺も水鳥も けっしてうつ伏せになったり
閉じこもったりしていない。
彼らは上を見て、前に進んで輝いているのだ。


[昨日の断片]171210