散り際・・自分の日数


多くの仲間がいなくなった。
風に乗って飛び立った者
地の命(養分)となった者
水面にダイブして、川をろ過する役を引き受けた者もいた。

なかには残念ながらアスファルトでクルマにひかれて、
次へ繋がれなかった者も・・

わたしは、どのように枝から離れるだろうか
枝と繋がって育まれた一生
可愛らしい小さな葉の時も
ぷりぷりの若葉の頃もあった。
やがて老齢となった頃に、色鮮やかな朱色に
私をみんな(自然界)が染めてくれた。
ありがとう。
そして今・・・

あとどのくらいの時間が
私にあるだろうか・・
どうなるにしても
散り際 潔くありたい

できるなら苦しまずに
眠るように逝きたい。
画家の母親のように・・・・・


[昨日の断片]171127