【水肌模様】いちまいの絵5月

本家ホームページのいちまいの絵が
更新されています。
『水肌模様』
紙に交響(多種)水彩
個人所蔵 四つ切サイズ

秩父大田に、水をはった田んぼが広がる。
電線が視界に入らない風景は、
なんと清々しいのだろうか。
私もここ十数年間田植えに関わってきた。
カフェオーレのような色合いの、
吸い付く粘土状の土に足を踏み入れ、
神秘的な恵みの成長を体感してきた。
お台場の鏡だらけのビルには
何の美も画期も感じない自分だが、
この夕闇迫るフィナーレ空が、
一面の田んぼを滑るとき、
【今日も働いたね、お疲れ様】と、
微小な人間をねぎらってくれているような気がして
とても嬉しくなるのだ。
そして水肌には、空と人との共存が・・。
明日もがんばろう。
http://www7b.biglobe.ne.jp/~artkomoto/1mai/1mai.html

[昨日の断片]170502