子供たちを魅了した月夜の幻燈会【セロ弾きのゴーシュ】玉川上水どんぐり林にて

午後5時過ぎから並んで、幻燈会を鑑賞させてもらった。
実は昨日だったのだが、雨で順延となった。
水たまりやぬかるみの整備など、
有志スタッフの方々のご苦労はいかばかりかと
お察しする。電気系統のトラブルで中断もあったが
驚いたのは子供たちの【期待して待つ姿勢】だ。

(この画像は、どんぐりの会さん撮影)
一般には、【今の子供は昔と違って、画面がどんどん変わらないと
だめなのよ】と言われるが、実はそうではない・・
足りないのは生々しさ、ライヴ感なんだと思う。
まして自然の織りなす林の空気、天井は夜空、
生の演奏に、生の表現力に富む語り手
いっしょうけんめいに開催に骨折る人々・・そうしたすべての
呼吸のようなものが、ちゃんと子供達には伝わるのだ。
それを感じられたことが、一番嬉しかったかもしれない。
三日月が輝く帰り道、温かい思いで夜空を見た。


[昨日の断片]151018