昨夜、パートナーを迎えに、自宅前の
花小に向かうヘアピンカーブを登る。
白く浮かび上がって見える武甲山。
周囲が消されて、浮かび上がる風景を見て
あらためて思った。
先日、自ら描き込んだ鉛筆画を知人に見せられて
これを励みにがんばって・・何時間かけたと思ってるんだ?
ささっと描いちゃだめだよ
多くの絵を描きすぎるんだ と言われた。
その鉛筆画には励まされなかったが
この目の前の印象的な風景に答えを再認識した。
絵は、多くの時間を費やせば優れているわけではない・・
描き込めば立派な絵になるわけではない・・
そうしたものに価値や意義を見出す人もいる。
でも、凄いなと感心することと、
感動することとは本質的に違うのだ。
描き込めば描き込むほど、遠ざかってしまうことも
多くあるのだ。
描くに至る多くのことも、かかった時間なのだ。