母が作った昆布巻きと黒豆


母がこしらえて、兄貴が持ってきてくれた昆布巻きと黒豆
本当に美味しい。買ったものは、照りや見栄えばかりを重視して、
硬くて美味くないが、これは優しい。
母は今年82歳になり、腕を伸ばすと痛いと言いながら、
がんばって作ってくれた。ありがとう。


昨日は、家族親族が集まって、餅つきをした。
パートナーの実家は昔、はたや(機を織るのを職業とする家)さんだったので
毎年夕方になるまで餅つきをしていたらしい。
自分が子供の頃、津山でもたくさん餅つきの記憶があった。
電気器具での おまかせ餅は、私にはあまりに悲しすぎる。
りっぱな臼があるんなら復活しましょうとの呼びかけに
快く賛同してくれて、今回が3回目だ。

http://d.hatena.ne.jp/artkomoto/20120104
http://d.hatena.ne.jp/artkomoto/20130103
続けていきたいなと思っている。
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来年の為の 餅つきメモ


●準備するもの
一臼 = 4K 二回戦として もち米8K準備。
大きなボウル、ザルが4つ必要。

薪ストーブ
ストーブ掴み
薪 新聞紙
着火マン

釜と蒸し器
ふきん
臼と杵
たわし タオル

のし台
のし棒
ふるい
振り粉 片栗粉1袋
大きなビニール袋(のしたもちを置く)

●作業段取りと注意点

1 前日に もち米を研いで、たっぷりの水に浸けておく(8時間以上)
2 前日に、薪ストーブ関係を、久那から上町に移設。
3 当日朝10時頃から 臼を倉庫から出し
  水を入れてたわしで洗い、こぼして綺麗なタオルで拭き、また 水を入れておく。
4 杵も洗っておき、愛の手の台もセットする。
5 もち米をザルに 4Kずつ移す。
  最初の一臼4k分をセイロに布巾を敷き、移す。
6 薪ストーブに火を起こしておく。
  周囲の火の元に注意。
7 釜も ざっと水洗いして、7割くらいの水を入れて
  ストーブの上に置き、沸騰したら
  セイロを乗せて蓋をする。
8 蒸気が強く上がってから、40分・・時間を測って
  火が弱くならないように、薪くべに気を配り、火を絶やさないこと。
9 40分経過したら、必ず食べてみて 具合をみること。
10 合いの手用のボウルに、ぬるま湯を用意。
11 臼の浸みた水を拭って、杵も洗って
12 火傷しないように、もち米を臼に移す。
13 ふきんを厨房に渡して洗ってもらう。
14 杵で全体をこねる(いきなりつくと 米粒がはじけ飛ぶ)
15 もち米の粒がつぶれてきたら、丸めて 尽き始める。
16 相方と並列に並ぶこと。そうでないと相手に怪我をさせる。
  相方とは、リズムが大事。裏返すと考えないで少しずつ動かす
  触れる程度でも良い。
17 つき手がチェンジした時に、臼の底に水を少しやり
  本格的に裏返して丸くする。
18 のし台に、片栗粉をふるって、撒いておく。
19 次々と繰り返して 丁度良くなったら のし台に移す。
20 そのうち、半分くらいを ちぎって丸めて
  好きなもの(餡子、苺、チーズなど)を入れるか
  醤油 きな粉など付けて 食べられるようにする。
21 残り半分のもちに、ふり粉をして のし棒で伸ばしていく。
  あまり薄くしないこと。
22 セイロを厨房に持っていき、ふきんともち米セット
  二回戦を始める・・お湯を沸かしておいてから
  セイロ セットして 40分
23 蒸かす間に 食事。
24 二回戦目の餅つき・・今回のもちは、全部のす。
25 翌日 のしたもちを切る。各自に配る。