13夜14夜そして十五夜


十年は一昔・・であれば、秩父に移転した一昔半頃に
月の大きさと美しさを実感した。
13夜に乗ったバスの車窓から見惚れて描き

14夜に足を止められて、調整池で描き

15夜では、当時住んでいた中村町の原藤マンションの階段の横から
くっきりと月を囲む輪の、あまりの美しさをスケッチした。
本当に、書き殴っただけのものだが、
なぜか感動してくださった方々がいて、巣立った。
13夜は15夜の二日前というわけではないようだし、
14夜というのは存在しない・・・待宵(まつよい)と言うらしい。