我が道。3月のいちまいの絵

本家ホームページの
今月のいちまいの絵が更新されています。

『わが道』

紙に水彩など
八つ切サイズ
個人所蔵

装飾的画風とか達者な絵だ・・・
そんなふうに自分の作品たちを評されたことがある。
本人は、どういう意味かが正直わからない。

ただ、この絵は よけいなことを描いていない良い絵だ・・と
猫を描いているが、猫を描いた絵ではない などとも言われる。
本人は、それはなんとなく共感できる。

これは、としまえんの裏の方で
ゆっくり歩いている猫を見たことを描いた。
自分にとって、一陣の風のような
さわやかさを感じたのだ・・なぜか?

桜が散った裏地に
工事の策と ズタ袋
移動された鉢
倒れた脚立

そう、ここは人の通る整備された道ではない
というより誰も通らないから
これらが乱雑に、とりあえず置かれている。

この猫は何が置かれても変わろうとも、悠々と歩いている。

わが道 とは
道があるから 進むのではなく
道を作って進むから
わが道 なんだ・・

そう、さわやかさを感じたのは
そのせいだ。

自分が秩父に移転するかどうか
悩んでいた頃の絵ですが
再発進しておきました。