家族


今月のいちまいの絵が更新」されています。


孫の長男が、今月、中学生になる。
入間川岸で、小さい自転車に乗って
得意げに笑っていた、あの子かと思うと
感慨もひとしおだ。



子供は、自分が子供扱いされるのを嫌い始め
こんなに出来るんだと見てもらいたい。
でも『その自転車』は、まだ安定せずに
急な石ころや凸凹道に、倒れてしまうかもしれない。
母親は、暖かく見守って『買い物籠のある自転車』で
必要なものを揃える。
父は、どっしりと、歩みを支えていく。



父の背中を見て成長する少年を、今描いているが
あんなにすぐ風邪をひいていた孫が、
今は早朝の野球の練習を楽しむようになって
『少しぐらつかなくなってきた自転車』に
乗り出したことに、大きな喜びを感じる。
こうした子供たちに、明るい光を提供出来ないでいる
今の社会は、やはり変えていかなくてはならないと思う。

いろいろな日々が、家族に生じることを
画面にある雲などのイメージに込めた。