いちまいの絵3月

冬を、今年ほど
美しいと感じたことは無かったかも
しれない。
冬の焼きつけられた数々は
いまだ私の中の倉庫から画布の完成まで
いたっていない。
そうしている内に
春が来て、またどっと
私の中を占領する。
その中で、なんとか『冬の気』が完成した。

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