2011-02-05 凍陽の通り道 この白い息 痛いような手 張り詰める頬 そうでなくては この鮮明な光の進む姿は見られない。 金縛りにあっていたかのような 凍てつく夜が明けて 冬の朝の陽が 白枯れの枝を 暖かく染めて行く。 凍陽の通り道 微熱があったので 白子を入れた暖かい鍋をした。