365歩のマーチ星野哲郎さん安らかに

フーが、ここ数日クシャミを連発して
寒そうにしている。
確かにいくら毛皮を着ていても
急な冷え込みはつらいよね。
私も、体(特に頚椎)が固まって回らない・・
金も回らないからかも^^

人は産まれてから
生きていくために
生活やお金の苦労、体や健康上の苦労、他の煩いなどを
背負っていく定めにあるが、


しんどいなあなどと思うとき
なぜか、この歌詞が頭に浮かぶことがある。
思い浮かぶたびに感じるのは
その詩の深さだ。

幸せは歩いてこない 
だから歩いてゆくんだね
幸せの扉は狭い 
からしゃがんで通るのね
幸せの隣にいても
わからない日もあるんだよ

一日一歩三日で三歩 
三歩進んで二歩さがる
百日百歩 千日千歩
ままになる日もならぬ日も

人生はワン・ツー・パンチ 
汗かきべそかき歩こうよ
あなたのつけた足跡にゃ 
きれいな花が咲くでしょう

作詞家の星野哲郎さんが85歳で亡くなられてから
一週間が経とうとしている。
山口で船乗りをしていて、腎臓結核の闘病を経験したからか
その歌は、人への応援や愛情に溢れている感がある。
美空ひばりの『みだれ髪』
亡き山中隆太郎棟梁のおはこだった。
男はつらいよも、星野さんだったんだなあ。
ヒット狙いの軽薄な歌詞が大量生産される中で
心に残る詩を産みだした星野哲郎さん、どうか安らかに。

人は、心に灯が燈されれば、希望を見出して
元気になれる・・
自分の産みだすものも、そうしたものに近づけば良いのだが。


作品は『誘い風 秋』
個人所蔵


昨夜は、アテフ・ハリムさんにいただいていた
日本酒に合うものをと
銀だらとハマグリを調理した。
感謝。