小林さんが持ってきてくれた
大野一雄氏百歳の椅子
セットには、大野さんのデスハンドの彫像もある。
なんと美しい細い手なのだろう。
この会場には、氏の息吹も感じられる。
私は、敬意を込めて、
この椅子にふさわしいイメージのものをと
ふたつを描いた。
手には、スケッチを(これは最後に背景を黒にした)
座には、サンセットローズを
そして、この空気感をマットに描いて託した。
その後、やはりマスターが
写真を持ってきてくれた。
見ると足元にあるものが
マットに描いたイメージと同じだった。
休み坂をあとにして、帰路に
また会う日まで