バベルから謙遜へ

このところ、どうもナーバスだ。
世界的にも前代未聞の口蹄疫の失態
罪のない家畜たちが、連日大量に殺害される事実に
心に重量物がのしかかっている。
聖書には、神が知るところ無くしては
一羽のスズメも地に落ちないと記されているが
生き物の恵みを無視し
大切さという言葉さえ忘れ
尊大に振舞う人間たち。
大気も地も海も汚し
建物の高さを、愚かにも競い合う。
世は、まさにバベル(混沌)状態だ。
地球の中で、とても小さな生き物である人間が
こんな滅茶苦茶をしていて
良い訳が無い。
昨日、書店に貼ってあったポスターを
多くの人に見せてやりたい。

大きさ比べ より
昨日は、ある歓迎会に参加したが
築地から、たくさんの海産物を持参してくれた方がいた。
大きなアワビ4個、大きなカニ3種
(ズワイ、毛蟹、ワタリ)
白子などなど・・
どうする?さばける人がいなかったので
私が調理。
聞いてなかったので、その場所には
満足な包丁も道具も無く・・まあいいかで
久々に アワビをさばいた。
私は、宴たけなわの際に キッチンドリンカーとなって
ちょっと二日酔い気味だ。
そこを午後4時頃出て、パートナーを瑞穂まで迎えに行った。
アートイマジンさんから電話をいただいた。
また、展示の機会があるかもしれない。

混沌の膿みは燃やしつくし
恵みに感謝した美しさだけが残って欲しいものだ。

作品は『晴れた夜に』
P80号 キャンバスに交響水彩