日本橋の「猫展」猫展で初公開した絵画【ふるさと】が、
東北(花巻)を旅して、昨夜、練馬区(成増)で巣立った。
3.11で流された東北・・家だけでなく、故郷の地や森や思い出も
流された。でも抱きしめる思いは流されない。猫たちにも・・
彼方には灯台の光が延々と伸びて、希望は絶えない・・そんな想いで描いた絵。
花巻のけやきラウンジでの個展期間中に開催されたコンサートに来られた女性が、
丁寧に絵画すべてをご高覧くださり、自宅に戻られた後で、
会場に電話で予約してくださった。練馬区在住で、なんと盛岡(東北)生まれの方。
昨夜無事、直接お渡しできた。東北の思いを描いた絵が、東北の旅をして、
絵の猫たちも里親を得たのが、嬉しい。
今は空前の猫ブームだと、ニーズに合わせて制作した作品・・
というよりグッズが巷にあふれている。自分がネコを描く動機は、まったく違うのだ。
額を明るいものに交換してお届けした。