送り出す



絵は、見ていただくことが趣旨という志ですが
自分の作品を気に入ってくださって
求めていただけるのは、画家にとって
生きて行くうえでも有難いことです。
お渡しする前に、ガラス、マット、額など
すべてに目をこらしていく時間を
自分自身思うと、子供を社会へ送り出す親の心境に
似ているかもしれないと思った。
ハンカチ入れたか、服は汚れてないかなど・・
家族は増える一方で、どんどん巣立ってほしい(苦笑)。

お送り、お渡しした方の笑顔を見ることが出来
それは画家にとって、至福の心温まる瞬間です。
ありがとうございます。



[昨日の断片]150515