川越スカラ座、明治生まれのニューシネマパラダイス

f:id:artkomoto:20200906075420j:plain

一昨年の個展「不思議の部屋のヒロシ」以来の川越に降りる。9月3日

ずっと行きたかった老舗名画座の川越スカラ座で、

映画【ジュディ虹の彼方に】を見るためだ。

私はシネコンが嫌いだ。あの映画はあそこの映画館で見たと言いたいのだ。

f:id:artkomoto:20200906075551j:plain

明治38年「一力亭」(寄席)としてスタートし、

なんと通算115年もの歴史。不況や新型コロナの荒波の中で、

映画文化の灯を、燈し続けてくれている川越スカラ座

ある意味、イタリアのニューシネマパラダイス以上かもしれない。

f:id:artkomoto:20200906075613j:plain

※モノクロ画像は、川越スカラ座WEBより 

http://k-scalaza.com/index.html

感染防止対策で3席空けて鑑賞とか、本当にご苦労されているが、

居心地よく座れるし、JBL大型スピーカーで、かなり音も良い。

皆さんもぜひ足を運んでください。山田洋二監督など、存続にエールを送る映画人たちが名を連ねていた。

 

f:id:artkomoto:20200906075743j:plain

f:id:artkomoto:20200906075928j:plain

ご縁のあるジュエリースタジオやギャラリー二軒もお休みで残念だったが、

またの機会がありだろう。