一昨年、遠野で初めてお会いし、花巻個展【秩父のゴーシュ】に続き、
今年の新宿個展【ペイン氏の肖像2】もご高覧いただいた、
映画監督の村上浩康さんが、東京多摩川の干潟に関わって生活する人や
そこで暮らす生きものに焦点を当て、根気よく取材し続けたドキュメンタリーが、
【東京干潟】【蟹の惑星】の二本だ。https://higata.tokyo/index.html
とても居心地の良い空間だった。
ネタバレになるので映画の内容は語らないが、
印象的だったのは、3.11以降の土壌の変化が、
干潟の蟹の生育に影を落とし、半数近くまで減ってしまっていること。
オリンピックに伴う開発による、さらなる破壊、捨て猫・・様々な日本の姿を
浮き彫りにした秀作で、ロングラン上映中だ。皆様も是非。
問い合わせはこちらに https://www.mmjp.or.jp/pole2/