有楽町のエメラルドルーム、階上よりも階下にあるここの方が
なにかちょっとレトロな感じで落ち着く。その交通会館で開催の展示にうかがった。
高市さんの書を拝見するのは初めてだが、
私の個展を度々ご高覧くださって感謝している。
「どの書も、高市さんが著されたんですか?」と、氏に失礼な質問をしてしまったが、
それは、書が持つ個々の異なる響きを演じ分けられるという事。
実は私の個展でも、「合同展ですか?」と聞かれることがあるからだ。
佐俣譲二さんの写真展「フリー・ダカーロの風景」は、
以前拝見したスペインなどの風景とは別の、異国の風を送り込んでくれた。
猛暑の日だったが、拝見でき、お話が出来て良かった。