昨年アトリエ・ワタナベさんで、
灯台躑躅(どうだんつつじ)の絵に感動して買い上げてくださった90歳の日本画家、
K.T氏の展覧会(画廊喫茶メイプル)を拝見し、お会いすることが出来た。
氏は30歳から絵の道を歩み60年・・奥様に先立たれた今も、
毎日スケッチブックを持って歩き、描き続けて、新たな制作にも挑戦しておられる大先輩の言葉に驚かされた。
「80歳を過ぎてから、血圧の問題とか体のあちこちに衰えを感じるようになりました。お酒が好きで、晩酌もしています。私よりあなたは多分お若いでしょうけれども、
共に画家として、良い絵を産み出していきましょう。」
私はまだ60代で、90までは30年近くもある。
還暦を過ぎると身体も変わるな・・と感じていた自分だったが、絵の道ではひよっこ同然。
90歳でこういうセリフが語れるように、日々精進し生きていきたいと想った。
入間アイポッドで、この日 90歳の運び屋の映画を見た。
クリント 渋いね。